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2020-07-21

赤い実拾い②(4歳1か月)

2018年10月

毎日の日課になっている赤い実拾い。
毎日、となると、困ることがよくあって。 忘れてくれないかなーと思う日もあります。

たまに、「今日はいい」という日もあるので、めちゃくちゃ急いでいた昨日の朝は、ちょっとスルーしちゃったのです。
ちょうど、この木の前を通る時にはご機嫌に鼻歌歌っていたし。

ところが、歌い終わった和が、「赤い実は?」と。
いつものように泣きわめくわけでもないので、「あ、通り過ぎちゃったね」と言い、おしゃべりしながら保育園に到着しました。

そうしたら、「ねぇ、赤い実は? 今から拾いに行こう! 保育園には行かない!!」と言い出してしまいました。

あぁ、あそこで一瞬、止まっていれば……。
そう思ったけれど、もう戻れない……。
でも、頑として地面から動かない……。

なんとか抱き上げ、なんとか保育室に。大暴れする和を先生に託してきました。 赤い実話を伝えて。

そうしたら、帰りの連絡帳には、 「今日は公園に行きました。赤い実があったけれど、それとは違うかな」と書いてあり、和の引き出しにティッシュペーパーで包んだいっぱいの赤い実がありました。

和が、気持ちを直して、お散歩に行って、赤い実を見つけた喜びを想像してうれしくなりました。

(川辺)

 

 

気持ちを直す、という言葉には、いろいろな意味がこもっている。気持ちを直すには、時間が必要。 どのくらいの時間が必要かって? それはわからないなぁ。

気持ちを直すには、そっとそばにいてくれる誰かがいるといるといい。 なぜ、「そっと」なのかって?
「そっと」が好きなんだな、私は。 たぶん、そういう育ち方をしたから。

だからね。 気持ちを直すのは、自分自身によってなんだよね。 時間があって、静かに気にかけてくれる誰かがいて、こんなんでどうかな、といろいろやってくれてるうちに、ふっとね、自分で気持ちが変えちゃうんだな。そんな感じ。

和くんは、きっとそんな風にして、気持ちを直したんじゃないかな。 そう思う。

(宮里)