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2018-11-26

バナナのむき方(3歳3ヶ月)

2018年1月

バナナのむき方で、かれこれ1年以上泣いてきた和ですが、先日ようやく、極めたようです!

私が房から取ってしまう前に、

私が上下を切り落としてしまう前に、

私が無造作に皮をむいてしまう前に……

 

いやいや。元はと言えば、

「バナナちょうだい」とか、
「自分で皮をむきたい」とか、
「お母さんが皮をむいてほしい」とか、
その日の和の希望に沿ってきたつもりです。

でも、どれもこれもが、毎度気に入らず、自分でやるとうまくいかなくて、どこかの段階で泣いていたのです。泣き叫んでいたのです。

それが、全ての工程に見通しが立ったのでしょうか。この日は、1つ1つの希望を言葉でゆっくりと伝えてきました。

お母さん、このバナナを取って。

このくらい、切って。

皮はここまでむいて。

ここまで順調にできると、今度は自分で手に持ち、同じくらいの太さで丁寧に皮をむいていって……。難しい時には、「ここと同じ大きさでむいて」と指で幅を示して。

なんと絵本に描かれたようなきれいな状態になって、大満足の表情で食べました。

おもしろすぎます。このこだわり。その後は、やり切ったからでしょうか。何も言わずに食べるようになりました。

(川辺)

 

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「さっちゃんはね!」

というかわいい歌が有ります。

さっちゃんはね、バナナを半分しか食べられないの

かわいそうね、さっちゃん!

 

そうかぁ。バナナを一本食べられるのって、「大きい」ことの象徴なのかな、とこの歌を聴いて思った。

そしてエピソードを読んで浮かんだ歌がこれ。

和くんはね!バナナをきれいにむけたんだ!

かっこいいね、和くん。

理想のむき方を追究する(要望する)面倒くさくて、面白すぎる和くんへ、愛を込めてこの歌を贈ります。

(宮里)