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2017-02-28

子ども・子育て支援シリーズ第1巻「施設型事業・地域型保育事業」の一部を執筆いたしました。

ぎょうせいより3月10日に出版される書籍の一部を書かせていただきました。

子ども・子育て支援制度が始まって2年。実際に保育所から認定こども園に移行したり、新しい制度で施設を運営している方々が制度紹介にとどまらず、それぞれの事業の特徴・課題等を書かれていて、重みのある1冊になったと思います。編集代表の今井豊彦さんと溝口義朗さんに敬意を表します。

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私は「事業所内保育、居宅訪問事業、病児・病後児」を担当しました。

(章の「おわりに」より引用)我が国では長い間「保育を行うのは公立や社会福祉法人の認可保育所。それ以外の認可外の事業は施設や保育内容も認可施設に比して劣り、補助金もほとんど出ない。」と自治体も事業者も利用者も考えて保育行政が執り行われてきました。そして、その仕組みは戦後の女性の社会進出や乳幼児の健全な成長に少なからぬ貢献をしてきたのも事実です。けれども、戦後70年を過ぎ、保育・子育て支援関連の保護者や地域社会のニーズはますます多様になってきています。

「長時間」「夜間」「休日」「具合の悪い時」「自宅で」等々。それらをすべて、大きな箱モノの保育所が担うのは限界があり、丁寧で小回りが利く保育サービスがこれからますます求められて来ると思います。「大きな箱モノオンリー」の発想から、自治体も利用者も早く卒業し、保育所、認定こども園等の大きな施設とニッチな保育事業をうまく活用し、それぞれの家庭にあった子育てをしていきたいものです。

行政には事業が成り立つような補助金の支給を望みます。また、これらの事業を運営する事業者には「安全」「保育の質の向上」「保護者への柔軟なサービス」に努め、利用者から多くの信頼を得、事業を定着させてほしいと願っています。

 

https://www.amazon.co.jp/dp/4324102163